5月・開山忌法要

〜 5月・開山忌法要 〜

♦︎ 當寺年間最大行事 宗祖報恩会(開山忌法要) ♦︎
5月16日 午前9時30〜正午過ぎ頃終了予定

 寺の年間最大行事でもあり、曹洞宗寺院又、檀信徒としまして1番大切なご法要 宗祖報恩会 (開山忌)法要が、来たる5月16日に修行されます。

 私共の宗派はよく「禅宗」と呼ばれておりますが、これは坐禅を主とした修行を行じていることからであり、正式には「曹洞宗」(そうとうしゅう)と申します。

 仏壇にご本尊さまが祀られておりますが、 曹洞宗のご本尊さまは、『一仏両祖』(いちぶつりょうそ)と申しまして、一仏とはお釈迦さまであり、両祖とは中国から日本へと命がけで曹洞禅のみ教えを伝え、 福井県に大本山永平寺を建立し、曹洞宗を開かれ多くの弟子を育成されました、曹洞の御開山、道元禅師さまであり又、道元禅師さまより4代目となります瑩山禅師さまが、石川県に大本山總持寺(現在は横浜鶴見)を開かれて、その地を基盤に曹洞宗の尊いみ教えを日本全国に広められ、各地に曹洞宗寺院を多数建立して、曹洞宗としての礎を築かれました。このお二方を曹洞宗の宗祖 (両祖) と仰ぎ、道元禅師さまを曹洞宗の父と敬い、瑩山禅師さまを母とお慕い申し上げ、限りなきご自愛を頂戴し、心のよりどころとさせていただきながら、曹洞宗檀信徒として、信仰に勤めておる所です。

 この報恩法要は、両祖さまの尊いみ教えに触れさせていただくと共に、當寺歴代住職さまへの報恩行でもあります。又、過去1年間に亡くなられた新亡のご精霊さまや永代供養、佛具奉納(天井板・聖観音)された方々のご先祖供養、そして大施餓鬼供養と大勢の御寺院さまお出ましの元、穏厳に読経いただき、先祖のご供養に勤めております

 時節柄諸事ご多端のこととは存じますが、何よりの好縁でございますので、万難排されご家中お揃いでご参詣ご焼香頂きますようお勧めお願い申し上げます。

 尚、法要終了後おとき (昼食) の接待がございますので、功徳あるお寺の佛飯をお召し上がり下さい。

♦︎ 大施餓鬼(施食)供養申し受けてます ♦︎

 祖報恩会には、約40名の随喜御寺院さまお手伝いの元、特に大施餓鬼供養 ご先祖供養)をお勤め致しております。

 大施餓鬼供養は、亡き御精霊さま御供養の中で、 禅門最高の法要であり、所念の御精霊さまは元より有縁、無縁一切の御精霊さまに至までの施食、おすくいの法要でございます。

 お釈迦さまに導かれ、両祖さまに見守られる中、勤められますご供養は、亡き御精霊さまにとりましては何よりの法供養であり、お申し込み頂きました施主の皆さまにとりましても、心の安らぎ、安心につながるものであります。

 功徳ある大施餓鬼供養のお申込をおすすめいたします。供養料は大勢の御寺院様方へのお礼、接待その他で大変経費を伴うことでもあり、5,000円以上志の供養料を願っております。

 申込用封筒に、亡き御精霊様の御戒名あるいは〇〇家先祖代々と申込者住所氏名をご記入いただき、お申込下さい。
尚、大施餓鬼供養申込者のご尊名を本堂に張り出します為、お早めにお申込いただければ有り難く存じます。